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亜人8巻のあらすじと感想 「最凶」の亜人、佐藤と永井の対決の行方は!?

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アニメの放送も好評のうちに終わった「亜人」ですが、原作はまだまだ続きます。
最新8巻では「佐藤VS永井」という展開になって、かなり盛り上がってきました!

あらすじ(ネタバレ注意)

以下簡単にあらすじを書いています。
感想だけ読みたい方は下のほうへどうぞ。

フォージ安全ビル内の抗争

7巻でセキュリティ・サーバー室を陥落させて、無事にビルの中への侵入に成功した田中たち。 着々と上の階へと侵攻し、ターゲットの社長「甲斐敬一(かいけいいち)」と社長秘書「李奈緒美(りなおみ)」を襲撃に向かいます

対する永井たちは、機械室にあるビルの巨大な空調ファンを使い、亜人の黒い分身「IBM」を送り込みます

f:id:pyhu:20160511235540j:plain亜人8巻22頁よりわざと姿を見せる永井

最大で第一のターゲット「佐藤」がフォージ安全ビル襲撃に参加していないことを知った永井は、佐藤を引きずり出すためにわざと監視カメラに姿を見せ、セキュリティ・サーバー室にいる奥山経由で佐藤に自分の存在が伝わるように仕向けます。
そうすればきっと「遊び人」佐藤も「楽しいことがある」と思い、作戦に参加せざるを得なくなるという思惑です。

空調を通して送られた亜人の粒子は、「粒子は亜人にしか目視できない」という性質を使い、田中たちの視界を奪うために使いました。
無事に麻酔銃を打ち込み、田中たちを捕獲した戸崎と永井たち

佐藤のありえない侵入作戦

永井のおびき寄せ作戦に反応し、佐藤は本当にやってきます

永井たちは、わざとこれまで封鎖していたシャッターを開けます。
佐藤が侵入しやすくするためです。

しかし、佐藤が実際にビルに侵入するために取った行動が異常すぎました。 あらかじめ自分の手を切断し、鳥の手羽先と同じ箱に入れてバイク便でフォージ安全ビルに届けます。そして、材木工場で「木材破砕機」を借り、自分の体を粉砕します。

f:id:pyhu:20160511235719j:plain亜人8巻78頁より手羽先とともに送られた自分の「手」を元に転送された佐藤

佐藤は「亜人は最も大きな肉片を核に再生する」という法則により、ビル内に届いた「切断した手」を核に転送されます。フォージ安全ビルの中で再生した佐藤

佐藤VS永井

永井と中野は侵入した佐藤に会います。
「私はこのまま甲斐敬一と李奈緒美を暗殺しに行く」
止めてみてよ 永井君」と言い、ガス管に穴を開け、ガス爆発を引き起こす佐藤

その爆発のおかげで、頼みの綱の空調ファンが使えなくなってしまいました。
佐藤は電力区画に向かい、主電源を落とします。 先ほどの爆発で予備電源もやられていたので、サーバー室から佐藤の動きを読むことはできなくなりました。

次第に策を潰されていき、ゲリラ戦しかできない状況に持ち込まれた永井たち
圧倒的な戦闘力を持ち、異常な倫理観を持つ佐藤の前に苦戦します。

8巻の最後では、作戦について知らない警備員に身元が割れ、永井は麻酔銃を向けられます

感想

佐藤が恐ろしすぎます
なんなのこの強さw
頭脳と戦闘能力と不死身というチート級の能力を持った佐藤は誰も対抗できそうにありません。

今のところ窮地に追い込まれ、自分の身を守ることもままならない状況になっている永井ですが、次の巻以降で、優位に立てる策を立てられるのでしょうか。

佐藤のビル侵入のトリックはとっても面白かったです。
自分の本体が何度死のうと気にしない、極めて倫理観に欠けた佐藤は、あらゆる意味で最強なのかもしれません。

この巻では、圧倒的に自己中だった永井の感情に変化が見えてきているように感じられました。 できるだけ人命の被害を最小限にしようとしたり、ちょっと以前とは行動パターンが変わっているように感じました。さすがに佐藤の異常さが際立っていたので、その分永井の異常さが薄れているだけかもしれませんがw

というわけで、相変わらずいいところで終わってしまった「亜人」8巻。
早く続きが読みたいです。

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